人前で話すとき、「かんではならぬ」に支配されていませんか?

2020年10月28日

ダメなアナウンサーってどんな人だと思いますか?

 

「よくかむ人」

と思った方、多いと思います。

 

かむって失敗した!つまずいた!ミスをした!って分かりやすいですもんね。

あーかみたくない!

でもでも、私、恥ずかしながらかんでしまう問題にすごく悩んできたんですね・・・

 

それでも、地方局出身のアナウンサーと言うと「かみかみになってしまうのをどうしたらよいですか?」と言う相談を受けることが多いです。

多くの人が、かんでしまう問題を、大問題だと捉えているのですよね。

 

やっぱりかんだらダメですかね?

 

答えは、ダメな場合も、ダメじゃない場合もある!・・・だと思います。

伝わればいいのです。

これは言い訳ではなく、アナウンス研修で教わりました!

 

まあ、それでもやっぱりかんじゃうと心の傷を負いますから、特別なことじゃなくて日常の中での意識をちょっと変えるとうまくいくポイントをお伝えします。

 

※動画でも解説しています↓

1.どうしてカミカミになっちゃうんだろう?

「普段ちゃんと話してない」

「伝えることに集中できていない」

「話を聞いてほしすぎる」

この三つに心当たりはありませんか?

 

何でかんじゃうんだろう・・・と悩みに悩んだときに、上記の三つの状態の時にカミカミを引き起こしやすくなっていることを発見しました!

一つ目から解説していきますね。

 

2.普段ちゃんと話してない。

なんでもそうですが、本番だけしっかりできればとはいかないものです。

だから練習・・・の前に、話すことに関しては、日常生活の中でたくさんしていることですから、普段からきちんとすることで、改善できます。

家族や友達と話すときに、相手のノリや空気感がある中で、いきなりかしこまって話すのに抵抗があるかもしれません。

でも、かみ癖に悩んでいるのなら、今すぐ、一音一音丁寧に発音、発声してお話するべきです。

言葉遣いも、そうですが、普段が本番で出ちゃうもの。

下記の動画でも話しましたが、私も家族(主に夫)と話すときには省エネモードになってしまって、口をなるべくうごかさず、早口、小さな声で不機嫌に話してしまうんですね。

これって、毎日繰り返していると癖になっちゃう。

いざしっかり話そうとしたときに、口が回らなくて噛んでしまう原因になるんです。

ですから、普段から丁寧に話をしてみて下さい。

本番でも普段通りに話すために、普段を変えてみるのがおススメです。

 

3.伝えることに集中できていない

私の場合は、「かまないようにかまないよう」にということで頭がいっぱいになりかんでしまっていました。

上手く話そうとすると、いつの間にか、伝える内容が置き去りにされてしまう・・・

冒頭にも記載しましたが、「伝える」という目的を忘れないことが大切です。

 

4.話を聞いてほしすぎる

人に話を聞いてもらえる機会ってありがたいことなんですよね。

夫は何を言ってもいつも生返事だし、お金払って相談したり、サービスを受けたときくらいしか、話を聞いてもらえてない・・・と主婦は時々思うことがあります。

話を聞いてもらえるって、うれしい時間。

一方で、いざ面接だったりプレゼンだったり、自分の話を聞くために来てくれた人を目の前にすると焦っちゃう。

なので「ちゃんと話さなきゃ」ではなくて、「話を聞いてもらえて嬉しい!ありがたい!」ってポジティブに捉えて下さい。

前向きに話している雰囲気だけで、聞き手を引き付けることができます!

 

こんな風に、発声練習や発音練習などをしたりテクニックを習得する前に、意識を変えると、「かみ癖」を改善できる場合があります。

人って精神的にかんでるんだなと、痛感しています。

「特別な練習をもっとしなくては!」「自分は努力不足だからかんでしまうんだ!」と思うと、間違いなくさらにかみます。

ですから、かみかみに悩んだら、まずはかまないための意識改革をやってみて下さい!

ドウガビッフェ 寺園春菜先生のプロフィール写真
この記事を書いたおせっかい先生
ドウガビッフェ 寺園春菜
アナウンサーによる動画制作支援サービス「ドウガビッフェ」寺園春菜です。 NHK旭川放送局、南海放送(日本テレビ系列・愛媛県)でアナウンサー職に従事し、テレビ・ラジオのニュースや情報番組に携わってきたフリーアナウンサー寺園春菜が、アナウンサーが持つ「インタビューして簡潔にまとめる力」「ナレーション」「動画映りを良くするテクニック」を活かした簡単ドウガ制作についてコラムを執筆します。
このページの先頭へ戻る