2020年10月22日
こんにちは。
アナウンサーによる動画制作支援サービスの寺園春菜です。
今日は、読書をしながら気づいた「語尾」のお話をします。
このコラムでは、簡単動画制作のお話をしていくのですが、「話し方」や「声」は動画の撮影や編集テクニックよりも、動画の印象を決定づけます。
と言うことで、今回は、話し言葉の「語尾」についてお伝えします。
「語尾」で印象が変わる
普段話をしているときに、語尾まで意識は・・・なかなかしないですよね?
でも
語尾が強い・弱い。
語尾が上がる・下がる。
語尾を長い・軽い。
こうした違いは、第一印象の決め手にもなります。
このことに、東野圭吾さんの「危険なビーナス」を読んでいるときに、改めて気付きました。
「語尾を下げる」が最初のトレーニング
アナウンス学校に通っているとき、そして局に入ってからの研修でも、語尾を指摘される機会がよくありました。
動画で見て頂くとわかりやすいかと思うのですが、語尾を上げる・下げるで同じことを話していても全然違って聞こえるもの。
ニュース読みの時は、「下げる」練習をよくしました。
やってみると、結構下がらないものなんです。
小説に登場する女性の語尾から、キャラクターが伝わった
東野圭吾さんの「危険なビーナス」のヒロインは、語尾を伸ばす話し方をします。
おはようございまーす。
ドキドキするう。
ありますう。
なんですう。
この話し方をする女性って・・・
どんなキャラクターなのかなんか想像つきませんか?
私は、この人、【語尾で媚を売っている!!!】と感じました。
これで語尾の大切さ、伝わりましたでしょうか?
語尾で与えたい印象をコントロールしよう!
逆に考えると、語尾に気を付けると、印象を変えることができます。
自分が与えたい印象に合わせて、語尾の研究をしてみてはいかがでしょう?
その方法は・・・
動画もご覧ください♪