#夫婦 コロナ禍の離婚危機

2020年10月12日

みなさん、こんにちは!家族こころ相談室フェアリーのきくちです。

夫婦の危機!長引くコロナ禍で離婚が増えています!!

テレワーク、オンライン会議、家にいることが多くなった夫婦。本来なら夫婦いっしょにいる時間が増えて幸せなはずなのに・・・

なぜでしょう?

それは、それまでの夫婦関係にあります!

長い間、相手に対して不満だらけで、でもやり過ごしていた。時間的に物理的に距離があったからケンカにならなかっただけ。というケースではテレワークでいきなり距離が近くなり自分のパーソナルスペースに入り込むことが多くなると、さぁたいへん!!

ちょっとしたキッカケで一気に爆発することがあります。

夫婦と言うものは、生まれた場所も育った環境もちがう人間同士が同じ家で同じ部屋でいっしょに暮らすのですから、衝突も起きます。

摩擦、衝突の起こるわけは、互いの「ちがい」に対して寛容になれないところから始まります。誰でも自分の感覚しかわかりません。自分の価値観しかわかりません。大人になるまでにだいたい形成されてしまった価値観や考え方、ものの見方、捉え方はそうそう変わるものではありません。

今までそれでいいと思って生きてきたわけですから。ひとりで生きるならそれでいいんです。

ところが他人といっしょに暮らすわけですから、まず目につくのは生活面です。生活習慣です。このちがいが離婚にまで発展することもあります。

朝起きるときの起き方から夜寝るまで、いいえ寝てからも寝言、歯ぎしり、いびき。食事の仕方、歯磨き、服選び、物の片づけ、掃除の仕方、洗濯の干し方でケンカになるケースもあります。数え切れないくらいの「ちがい」はごろごろしています。

生活習慣が似ていても、なにを大切に思うのか?なにが好きなのか?遊びの仕方もアウトドア派かインドア派か?健康についてどう思う?あなたの考える幸せとはなに?考え方のちがいも目についてきます。

子どもが生まれれば育児について、子どもに対する考え方のちがい、育て方のちがい、ここまでくると大きなちがいになってきます。

ちがいに大きいも小さいもないのですが、問題は「譲れるものが何か?」です。

お互いのちがいを認め合って、ここだけは譲れないというものがあれば、互いにそれだけは譲り合うことでいいわけですが、譲れないものが同じだとどっちも引かないので衝突します。

コロナ禍では、より多くの夫婦間のちがいに気づいたことだと思います。

ちがいを乗り越えるには「ちがって当然なんだ」という意識をもつことです。ちがっちゃいけないではなくて「ちがっていいんだ!」です。

ちがうことを嫌ってしまうケースでは、ちがいを脅威と捉えてしまっていることがあります。ちがうことが怖い。そう感じてしまうケースですね。

気質的に不安の強い人が思いやすい傾向にあります。

ちがうことを当然と思ってお互い寛容になり受け止めて理解する努力が結婚の最初の努力かもしれません。

好きなら、愛しているなら、できますね。

ケンカが絶えなくなると家にいても安らぐどころか常に緊張状態にありますから「癒されたい」気持ちになります。夫も妻も。

魔が差すのはそんなときです!

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家族こころ相談室 フェアリーのきくちみよこです。 家族(夫婦・親子)や近い関係の人との人間関係(かかわり方)で悩んでいらっしゃる方へ、良い関係づくりのためのコミュニケーションスキルと同時に人に対する考え方をお伝えさせていただきます。
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