水処理ビジネス

2020年10月26日

水処理ビジネス

2006年、環境を事業にしようと水処理のビジネスを本格的にはじめたところ、さまざまな問題にぶつかりました。

レストランや食堂、学食などには厨房があります。そこで料理がつくられ、テーブルに運ばれていきます。食事を終えて、お皿などが下げられると食洗器にかけられ、次の料理に備えてお皿が整理されていきます。みなさまのご家庭でも日々同じことが繰り返されいています。

当時、菅野はこの水に注目をしました。旅館やホテル、学校、介護施設など日々食事を提供している施設は毎日大量の水を使用しています。食事をつくる過程で使われる水や皿笑いに使われる水は使用後、下水処理場や浄化槽できれいになって川や海に戻っていきます。料理の過程や皿洗いででた水には、食品くずや油が含まれており、そのまま排水管に流れていくと臭いやつまりの原因になります。

一般家庭では水切り籠や油を配管に流さないルールがあり、みなさん守っていらっしゃると思いますが、この処理が大量になると、ルールを守っても処理し消えれない食品くずや油が排水管に流れていきます。

こうした食品くずや油が下水管や浄化槽に直接流れないよう、厨房にはグリストラップ(油水分離装置)がついています。

 

仕切り版のついた箱のような装置の排水受け入れ口に大きな水切り籠がついており、そこで食品くずをとります。仕切り版は水に触れるようにできていて、排水を仕切り版のついた箱の中で一時的に留め置くことで比重をりようして水と油を分離します。比重の軽い油は上に、比重の重い水は下に分離され、この下の部分の水のみを下水管や浄化槽に流す仕組みです。

このグリストラップで食品くずや油が下水に行かないようになっています。大概、グリストラップは床下や外の金属の蓋の下にあります。厨房作業を終えて、最後に金属の蓋を開け、食品くずを捨てる作業を毎日行っています。この作業を毎日きちんとやれる現場はあまり問題にならないのですが、厨房締め作業の最後にある作業で、蓋を開けるのが面倒なのと臭いが出ることにより、ついつい毎日のオペレーションを怠る現場がありました。

ここに、注目をして当時ビジネス展開をはじめました。(次のコラムに続く…)

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広治菅野
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