人生に多様性を取り入れよう〜帝王学の教え4〜

2020年11月16日

五徳本能の智徳は、ただ「勉強をしなさい」ということを意味しているだけでなく、「多様性を取り入 れなさい」ということも示しています。 多様性とは、人生の経験・体験を増やすことです。人生を歩んでいく上で、日々の体験の質の深さと種 類の多さが、その人の人となりを決めていきます。人生の体験の幅が狭い人よりは、幅広く様々なこと を体験している人の方が、より魅力を放ち、より多くの人に影響を及ぼすようになっていきます。

まずは世の中のいろいろなものごとに興味を持ってみること、実際に足を運んでみること、読書や映画 を観ることもとてもよい体験です。人生に多様性を取り入れるときに、良いもの・悪いものの両極を意 識するとよいでしょう。一流を体験することも大切であり、二流、三流のものを体験するのにも価値が あります。 同じ人、同じ状況、同じ価値観のものばかりでいる限り、現状から成⻑することはありません。大切な のは自分とは全く合わない価値観の人であっても、興味を持って話を聞いてみてみること、多様性を意 識して日々の体験を増やしていくこと、無意図でやるよりは、意識的に体験することです。

多様性の価値を理解するための映画として『グレイテスト・ショーマン』を紹介します。『グレイテス ト・ショーマン』は、2017年に公開された実話を元にしたミュージカル映画です。ヒュー・ジャック マンが演じるP・T・バーナムは、18世紀に活躍したアメリカ合衆国の興行師で、その愉快な「ホラ 話」と、サーカスを設立したことで知られる人物です。 映画では、バーナムが小人症の男、大男、髭の濃い女、全身刺⻘の男、結合双生児の兄弟など、世間か ら隠れるようにして生きていた人々を集め、サーカスを結成、ショーは人気を博すが、その後さまざま な困難に見舞われる・・・と言ったストーリーが展開していきます。 この映画の最大の魅力は、隠れるように生きていたフリーク(freak=異形の意)たちが「コンプレック ス」を「個性」に昇華して、前向きに生きられるようになるところです。コンプレックスは最大の個性 になり得るということ、多様性を受け入れることで新たな価値が生まれるということを教えてくれる作 品となっています。 史実であるバーナムの成功と挫折が描かれているのも魅力の一つです。どんな困難もアイデアとユーモ アで乗り切るバイタリティは見習うところがあります。まだご覧になられていない方は、ぜひ一度ご覧 いただくことをおすすめします。

多様性を受け入れることは、自分のこれまでの価値観を否定することでもあります。誰にでも「自分が 正しい」と思い込んでしまっていて、自分ではそれに気がつけないことがいくつもあるものです。多様 性を受け入れ、自分の価値観を否定してみること、善悪の判断を逆にして捉えてみること、視点を変え てみる努力をすることです。 もし人生を好転させ、より影響力のある人になりたいのなら、今までの生き方を変えることです。今ま での成功体験に縛られず「自分の正しさ」を手放すことが、違う自分になることにつながっていきま す。 何をしたら良いのかわからないときは、単純に「今までやってこなかったことをやってみる!」と考え ても良いでしょう。勇気を持って、これまで避けてきたこと、嫌だなと思うことに挑戦するのです。未 知の体験にどんどん飛び込んでいきましょう。

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