お金は巡り巡って返ってくる〜帝王学の教え7〜

2020年12月4日

代償の先払いの観点から、お金についても考えてみましょう。

すべての事象は、陰・陽の順番で巡ります。お金も先に出すことが大切で、入ってくるのは後です。

ま た、先に大きく出すことで、より大きく入ってきます。 想像してみてください。コップの中に水が入っているとします。この水を出し切ってコップを空にす る。すると空いたスペースに新たな水を入れることができるようになります。もし水をちょっとだけし か出さなかったとしたらどうでしょうか。

コップには古い水が入ったままですから、ほんの少ししか新 しい水を入れることができません。

それと同じで、お金も出さないと入ってこないし、出した分だけ新 しく入ってきます。

人にはお金を扱うことができる“器”があります。この器は、お金を出したり、入れたりを繰り返してく ことでだんだん大きくなり、扱える金額も大きくなっていきます。たくさん出し入れをしていると、ど んどん大きくなっていきます。

だから、早く器を大きくして扱う金額を増やしたいのであれば、今ある 精一杯を出し切ることです。

お金を大きく増やしていきたいのなら、貯蓄ばかりをしていてはいけません。

お金は使うから増えるの です。また、このときに注意したいのが、私利私欲のために使わないことです。自分のためではなく、 他の誰かの役に立つことに身銭を切っていくのです。
これはお金に限ったことではありません。愛情も、知識も、人脈も、先に出した分だけ後から入ってき ます。出し惜しみをしていたら、何も入ってきません。お金がある人はお金を切る。

もしお金がないの であれば、愛情で目の前の人にお尽くししたらよいのです。 お金をかけなくてもできることはたくさんあります。

例えば、店舗を繁盛させたければ、お金をかけて キャンペーンをするよりも、従業員の接客を改善したほうが効果的です。いつも繁盛している店舗は、 ただ商品が優れているだけでなく、徹底したサービスを提供してお客様を喜ばせようとしています。

笑 顔で元気に接客をしていたり、マナーや言葉遣いが丁寧だったり、そういうことに気を配っています。 喜んでくれたお客様は「また来たい!」と思ってくれます。お金をかけなくても、精一杯のおもてなし がお客様の心に響くのです。
人のために使ったお金や愛情は、巡り巡ってより大きくなって返ってきます。
米国には「ペイ・フォワード」という言葉があります。これは、ある人から受けた親切を、また別の人 へ新しい親切で繋いでいく、という意味合いです。 つまり、「ペイ・フォワード」の仕組みはこのようなものです。AさんがBさんに与える。BさんはAさ んに恩を返すのではなくCさんに与える。CさんはAさんやBさんに対して恩を感じながら、次の世代へ より多くのことを与えていく。

  • やがて社会には互いを思いやる良い循環が生まれます。その時、最初に 与えたAさんは、BさんやCさんから直接返ってこなかったとしても、社会から大きな恩恵を受けるの で、幸せな状態になっている、というわけです。
    恩恵は返ってくるのが遅ければ遅いほど、より大きくなって返ってきます。すぐに返ってきてしまうの は、小さな恩恵です。だから焦って回収しようとしないで、「そのうち返ってきたらいっか。」「ま ぁ、返ってこなくても大丈夫。」「与えたことだけで幸せだ。」くらいの楽な気持ちでいた方が、結果 的に良い成果が返ってくるようになっていきます。
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この記事を書いたおせっかい先生
ドイデンキ株式会社 福地裕介
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